北海道の震災復旧活動に参加したミスターこと鈴井さんが日テレ『バンキシャ』で普通のボランティアとして全国放送

平成30年北海道胆振東部地震

平成30年（2018年）9月6日午前3時7分、北海道で観測史上初となる震度7を記録した大地震。

発災時、北海道電力苫東厚真火力発電所の緊急停止を端緒とする各発電所の自動停止の連鎖で、国内初のブラックアウトが発生、北海道全域で電力供給が断たれ、すべてが暗闇の中に。

そして夜明けとともに、各地の甚大な被害状況が明らかにされていきましたが、もっとも情報がほしい道民自身が迅速に状況の把握ができず、日頃の備えの大切さを実感することとなりました。

鈴井さん

水曜どうでしょうで、大泉洋さんと共に全国に名を馳せたミスターこと鈴井貴之さん。

水曜どうでしょうの本放送終了後も、さまざまなイベントやテレビ・ラジオ番組をはじめ数多くの活動を続けられていて、イベントなどで見かけると「きょうミスター来てたね」と、北海道でミスターといえば「鈴井さん」が、すっかり定着しています。

北海道で大きな情報発信力をもつ、ミスター。今回の地震発生直後から、現在の状況や北海道を応援するメッセージを出されていました。

鈴井さんは2017年から、生まれ故郷である赤平市にお住まいです。

鈴井貴之公式ツイッターより

・地震、ビックリした。赤平は震度4だな。棚の本とか落ちたけど、大丈夫です。

・あ、停電だ。怖いね。

・そうか我が家は自宅の貯水槽からポンプで水を家屋に汲み上げるから停電すると断水になるんだ！マズイ！あ、でもこんな朝にクマゲラが鳴いてる。道案内の神様が来た。

・赤平、電気来た！！

・おっと！またしても停電です。皆さんの所は大丈夫ですか？

・あ、付いた！これは気が抜けないですね。

・明日は札幌で仕事なので、札幌に来ると停電のまま。ああ、赤平の方が復旧が早い。赤平から照明、非常食持ち込み。最悪の状況を踏まえて発電機も持って来ました。真っ暗なの夜を過ごします。札幌でこんな星空を見れるなんて。

今夜の晩ゴハン。飲食店はもちろん、近所はスーパーもコンビニも営業していません。でも、お腹いっぱい。ごちそうさまでした！ pic.twitter.com/AMwkqX0MbU

— 鈴井貴之 (@TAKAYUKISUZUI) September 6, 2018

・まだまだ余震が続いております。札幌は大きく無いけど、体で分かる揺れです。震源地近くの方はもっと大きな揺れでしょう。不安ですね。頑張りましょう。道を挟んで向かいのエリアは通電されてますが、札幌の我が家はまだ停電中。太陽さん、ちょっと早目に顔を出してもらえないですかね。

・札幌の家も今、電気がつきました。ありがとう！

・札幌市未だに電力が供給されていない場所も多いみたいですね。先程、東8丁目通りを車で行くとまだ信号が動いていませでした。札幌だけじゃなく道内、停電が続いている所も多いと思います。頑張りましょう。大丈夫！一人じゃ無い。みんながいます！

・ガソリンスタンド長蛇の列ですね。車中泊をする方もまだ多いでしょう。帰宅時間は避けた方が良いです。日中は短時間で済んだと聞きました。僕の場合、カードは使えず現金のみ。お釣りの無いよう何千円分という給油。自分の車に何千円分必要か計算していった方が良いです。そして節電を。早寝ですね。

・皆さん、節電しましょう。使ってない電化製品はコンセントを抜きましょう。一人一人の意識が大切です。北海道は凄い！皆で協力する。150年前、みんなが協力し合い開拓して来た事でしょう！お願いします。

災害ボランティアに一般参加

今回の地震被害で、犠牲になられた方、家を失った方、そして多くの道民がいまも不便な生活を強いられています。また、地震の影響は直接的な被害ばかりではなく、北海道の主力産業のひとつである観光業も国内外の来訪者激減という深刻な事態を招いています。さらに、農産物の多くが物流の寸断で出荷が著しく遅延するという影響も出ています。

このような中、ミスターは一人の私人として、北海道の復興に取り組んでいらっしゃいます。

そして、その様子が全国放送され、北海道では話題となりました。

ミスターが「北海道は頑張ってます！」とツイート

アカビラシのスズイタカユキさんです。

日テレはバンキシャ、FNN24寺に普通のボランティアとして全国報道されました。普通のボランティアとして参加してしたので、あたり前ですね。北海道は頑張ってます！ pic.twitter.com/wQRpRQqOVx

— 鈴井貴之 (@TAKAYUKISUZUI) September 20, 2018