今年2019年(平成31年)は、4月26日午前10時に開通しました。
開通から当面の間は通行時間に規制があります。
4月27日午前10時に冬季閉鎖期間を終了し、通行止を解除
世界自然遺産・知床国立公園を横断する「知床横断道路」が、4月27日午前10時に冬季閉鎖期間を終え、半年ぶりに開通しました。
知床横断道路は、根室管内羅臼町湯ノ沢から知床峠を通り、オホーツク管内斜里町岩尾別へと抜ける国道334号(23.8キロ区間)で、半年間に渡って冬季閉鎖されていました。
ことしは、例年より積雪が少なく(それでも道路上の積雪は8メートル超)、北海道開発局釧路開発建設部による除雪作業は順調に進み、3年連続で大型連休前の開通となりました。
午前10時に通行止のゲートが開くと、開通を待ちわびた観光客らが、車やバイク、自転車などで次々と知床峠(最高点738メートル)を目指しました。
この日の峠頂上付近は雲も多く、風の強い肌寒い天候となりましたが、いまだたくさんの雪を戴く羅臼岳などの自然遺産の景観を満喫していました。
国道334号・知床横断道路の除雪作業